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脳血管性認知症

脳血管性認知症とは、脳出血や脳梗塞が主な原因でありますが、

その背景には脳の動脈硬化が関係しています。

脳の細胞に酸素や栄養が行かなくなり、

その部分の細胞が壊れてしまいます。

 

CTやMRIを行うと、大きな梗塞や小さな梗塞がたくさんみられることもあります。

特に認知機能に重要な役割を担う部分に梗塞があることが多いです。

 

 

障害された脳の部位によって症状が異なり、

症状はゆっくりと進行することもあれば、

段階的に急速に進む場合もあります。

逆に症状がよくなるなど、動揺性の経過をたどることもあります。

 

男性に発症することが多いと言われ、

生活習慣病とも関係していると考えられるため、

日々の生活習慣の見直しが予防に繋がります。

 

ゆっくりと徐々に進行するアルツハイマー型認知症と違い、

記憶力や計算力、理解力はかなり低下しているのに、

日常生活の判断や人との接する能力は保たれていることがあります。