認知症トピックス : 電話相談について
「理由がわからないのだが日常生活に違和感が多くなっている、この状態はもしかしたら認知症の初期症状なのでしょうか、不安で電話しました」というご本人やご家族からセンターへの電話もあります。
話をお聞きしますと、以下のような内容の重複が多いです。
・最近の出来事が思い出せない。
・日常的に何かを探す時間が増えている。
・時間や月日の確認を何度もする。
・カレンダーに書き込みやメモが増えている。
・テレビを観ていても内容を理解できていない様子。
・テレビやエアコンなどのリモコンの使い方がわからなくなってきた。
・趣味から遠ざかっている。
・バスや電車を使いたがらなくなっている。
・買い物時にお札を使い小銭がたまっている。
・ATM使用が苦手になってきた。
・苦手なことについての言い訳が多くなる。
・何事にも不安そうな表情。
・怒りっぽくなってきた。
病院に電話をかけるのは敷居が高いと思われがちですが、決してそのようなことはございません。専門の相談員がお話をお聞きしますので、以上のような違和感や困ったことなどを時系列にお話しいただくだけで大丈夫です。安心して連絡をください。
ご本人やご家族の状況もケースにより異なることは承知しております。何から考えていけばよいのか、必要に応じたアドバイスや受診の案内もできます。
ご本人、ご家族に望ましい方法を一緒に考えましょう。
認知症の早期発見、早期受診・治療は国策でもあります(新オレンジプラン)