お知らせ・トピックス

認知症のサインは見逃さないように

認知症の初期症状は、何か日常生活に違和感が続き

「最近何かおかしいな」と本人が感じます。

まさか自分が認知症になるとは思いにくく、

ある程度年齢を重ねた方は、年齢相応と感じることが多いでしょう。

そのままの状態で日常生活を続けられる方もおりますが、

やはり症状が出現してくることもあります。

ご本人も困っていますが、ご家族や周りの方も、

そのサインを感じていただければ「早期対応」が可能です。

 

いくつか例を挙げてみます。

・1年前から物忘れが表面化している。次第に、物忘れに言い訳するようになる。

・会話のつじつまが合わないことが多い。

・食事メニューが少なくなり、同じ料理を頻繁に作るようになる。

・買ってきたお惣菜が食卓に並ぶことが増えてくる。

・家計簿をつけていたが、いつの間にか記入をやめている。

・同じ品物を何度も買ってきてしまう。

・お札を使うことが多くなり、小銭が増えている。

・銀行やコンビニのATMが使えなくなってきた。

・何度もゴミ出し日を間違えてしまう。

・些細なことで興奮することが増えている。

・テレビやエアコンのリモコンの操作に手間取るようになる。

・電話に出るのを避けるようになる。

・身なりを気にしなくなっている。

・見えないはずの人や物が見えると訴えることがある。

 

以上のような、ご本人に「違和感」を感じる様子が続く場合は、

かかりつけ医や医療機関に「早期に相談」することをお勧めいたします。

 

当センターでもお困りの内容について相談をお受けし、

必要に応じ受診や関係機関との調整も行っております。

 

戸田病院認知症疾患医療センター 

TEL 048-433-0090 相談時間8:45~17:00