お知らせ・トピックス

高齢者の車の運転

警視庁によると2022年に起きた交通事故発生者数は30170件であり、そのうち65歳高齢者が第一当事者の交通事故は4579件でした。全体の15.24 %の高齢者が起こした事故です。(警視庁HPより)

高齢者が運転する車での交通事故は少なくないことが分かります。

 

加齢が進むと、身体機能や思考能力、判断力などが低下し、

車の運転に必要な能力も当然衰えてしまいます。

 

また、認知症を発症すると中核症状である記憶障害や見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害といった症状が出現します。症状が進んできますと日常生活全般で失敗することも多くなり、車の運転にも支障が出てくる恐れがあります。

 

車の運転は自分だけでなく、周りの人も巻き込んでしまうリスクがある行為です。

「今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫」ではなく、

「今は大丈夫なのかどうか、今後も大丈夫なのかどうか」を考えてみて下さい。

 

安全な運転をするために、心配や不安に感じる時は病院などで検査をうけてみるのも判断材料の1つになりますのでお勧めいたします。