お知らせ : 平成29年度第2回認知症疾患医療連携協議会を開催しました
戸田病院認知症疾患医療センターでは、平成30年2月9日(金)に川口総合文化センター リリア大会議室にて、平成29年第2回戸田病院認知症疾患医療連携協議会を開催しました。
戸田市、蕨市、川口市の医療機関従事者、行政機関や地域包括支援センター、訪問看護ステーション、県内の認知症疾患医療センターなどの機関から、医師、看護師、保健師、認知症地域支援推進員、介護支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士など多くの参加者となりました。
今回は、戸田市中央包括支援センターに「認知症疾患医療センターとの連携」について事例の講演をお願いいたしました。高齢独居の方に認知症の中核症状が出現しており、その後BPSDが出現し日常生活が支障をきたすようになってしまい、包括、ご家族、当センターが連携し医療保護入院に至ったケースの説明がありました。
当センターからは「当センターにおける認知症の治療について」をテーマにセンター長の講演を行いました。現在の認知症に関する治療動向などを共有できたのではないでしょうか。
参加者からは、早期介入が大切なポイントと改めて感じた、認知症の診断やセンターの役割が共有できて有意義であった、という感想も寄せられました。
また、処方薬について、退院の目安について等の質問もあり、センター長が説明をいたしました。
今後も地域の保健医療・介護機関と連携を図り、地域の認知症疾患対策の拠点としての役割を果たしてまいります。