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お線香には要注意!

高齢者と同居することが少なくなってきていて、実際に高齢者の生活環境のイメージが湧かない子供たちも多いと思います。認知症を発見するタイミングは日常生活の中のちょっとした変化を見過ごさないことです。自分の体験も交えてお伝えしたいと思います。

私は、小学校1年の時から祖父母と同居していました。祖父母は朝起きたら、必ず仏壇にご飯のお供え、お線香のお供えてをしていました。

しかし、年を取るとともにその準備に時間がかかるようになりました。時折ろうそくの消し忘れもありました。そしてある日、何か臭う…と感じ祖父母の部屋に入ると、お線香が倒れて周囲の物に引火していました。大事には至らなかったものの、とてもびっくりする出来事でした。

火事の原因として仏壇からの出火もあります。うっかりしていたからなのか、それとも認知症なのかと判断できない時もあるでしょう。そのような時は認知症疾患医療センターにぜひご相談ください。認知症であっても初期に発見、早期治療をすることで、生活の質を保ちながら在宅で生活することが可能です。