「休息」や「息抜き」を意味する言葉で「レスパイト」という言葉があります。

介護を続ける中で、

介護者は精神的・身体的にストレスや疲労を感じることが多くあります。

きちんと息抜きをすることで、

介護者にも余裕ができ、介護の継続・負担の軽減にも繋がり、

それは介護を受ける人にも良い影響となります。

難しく考えず、他の家族に協力をお願いすることもレスパイトの1つです。

「自分たちで何とかしなきゃ」「休みなんて」と家族だけで背負わず、

他の家族やサポートをしてくれる周りの人たちと協力し合える環境を作りましょう。

介護保険のサービスの中には、レスパイトのためにも利用できるサービスもあります。

例えば、日中に預けられるデイサービスや、1泊からお泊りできるショートステイ、

専門の職員が自宅を訪ね介護を行う訪問介護などです。

レスパイトを行う方法は様々です。

定期的な息抜きは悪いことではありません。

より良い介護を続けていくためにはとても大事なことです。

今も在宅介護を続けている方、これから在宅介護をしていく方などは、

まずは身近な人に相談をしてみて下さい。