認知症トピックス : 行方が分からなくなった人について
地域で暮らす高齢者の行方が分からなくなった場合についてです。
戸田市の場合、
行方が分からなくなった高齢者の情報が入ると、
戸田市防災行政無線である「ぼうさいとだ」にて、
行方が分からなくなった日時、その方の服装や特徴などが放送されます。
また該当者を見かけた際の連絡先などの情報を放送し、
地域に住む方たちに対し協力を求めます。
もし、街中や道、公園などで不安そうにされている方、
季節に合わない服装をしている高齢者の方などを見かけたら、
「何かお困りではありませんか」と、ゆっくり声をかけてあげて下さい。
お店や駅の中であれば、職員の方に声かけをしてあげて下さい。
認知症の方の行方が分からなくなった際は、
時間の経過に伴い行動範囲が広がっていくため、
早期発見が難しくなり、事故やトラブルなどに合う危険性も高くなります。
身内の方の行方が分からなくなった際の通報はもちろんのことですが、
そのようなトラブルの可能性がある方を見かけた場合は、
本人の持物などに記載がある連絡先、最寄りの市町村担当課、
地域包括支援センター、警察署などへ連絡しましょう。
熱発がみられる場合や、意識が朦朧としているような場合は、
命に関わることもありますので119番への通報も必要です。
実際に声をかけることや、行動をする際には、勇気が必要になります。
「こういう時はここに連絡する」という流れを
予めシミュレーションしておくと良いかもしれません。