認知症トピックス : 認知症の診断後
認知症の診断を受けた後は、
医療と介護の両方との係わりを持ちながらの生活となることが考えられます。
アルツハイマー型認知症の場合、
中核症状は次第に進む可能性が高いですが、
本人の目線では、
今までとあまり変わらない生活を送っているように感じられるかもしれません。
日常生活を送る上で大切なことは、
本人が穏やかに過ごせる環境があることだと思われます。
在宅介護の場合は、医療や介護などの社会資源とつながること、
専門職のアドバイスを参考にしながら、できるだけ症状の進行を遅らせること、
穏やかな日常を過ごすことができる環境を用意していくことが大切です。
本人を特別扱いする必要はありませんが、
周りの方が認知症についての正しい知識を持っておくことは必要です。
認知症の初期では、
症状や今までとの変化を自覚されている方も多くいらっしゃいます。
また環境の変化に対し敏感となっていることも多いため、
まずは家庭内でできることから始めてみましょう。