認知症トピックス : 話がまとまらない場合に
当センターに連絡をする際に、
「何から話せば良いのか」と悩まれる方もいらっしゃいます。
そうした場合は、今困っていることを紙に書き出してみて下さい。
「いつ頃から」「どういう様子だった」「だからこういう対応をした」「結果どうだった」
など、話を順序だてて整理してみましょう。
混乱していた頭が、少しすっきりするかもしれません。
また、認知症の相談時によく質問されるものとして、
・同じことを何度も話す。
・日時や季節が分からない。
・物事に無頓着になった。
・入浴や着替えを嫌がる。
・片付けができない。
・探し物が増えた。
・些細なことで怒りだす。
・名前が出てこない。
・こだわり行動がある。
・何かが見える(聞こえる)と言う。
といったものがあります。
こうした様子があるのであれば、いつからあったのかを思い出してみて下さい。
思い出しているうちに、
「そういえばあれも認知症の症状だったのかも」と思い出すこともあります。
そうしたものを時系列でまとめておくことで、
いざどこかに相談をしようとなった際に、慌てることなく対応ができるはずです。