認知症トピックス : 介護に疲れる前に
ご自宅での介護を続けていると、
誰にも相談できず、頼れずに、
介護者だけが介護の負担を抱え込んでしまうことがあります。
そうすると介護者は、ストレスや疲れを一人で溜め込んでしまいます。
身体的に疲れが溜まり続ければ、
介護をしている側が体調を崩してしまうこともあります。
精神的に疲れが溜まっている状態では、
気持ちに余裕が持てなくなり、些細なことで怒ってしまうかもしれません。
「今はまだ大丈夫」「まだ何とかなっている」と思っていても、
いずれはそういう場面に直面するかもしれません。
「まだ大丈夫」「何とかなっている」うちに、
疲れを予防する、または解消できる方法を考えて下さい。
もしもに備え、適切な相談先や、使えるサービスなども調べておくこともお勧めします。
例えば
デイサービスやショートステイなどを使い、
介護者がリフレッシュできる時間を作ってみる。
特定の人に介護負担が偏らないよう、
ほかの家族にも協力してもらえるように相談してみる。
市町村や地域包括支援センターなどに予め相談しておくのも1つの手段です。
より良い介護を続けていくために、
介護者自身の健康にも気を付けてみて下さい。