お知らせ・トピックス

認知症トピックス : この時期の相談

この時期の相談では、秋ごろから電話で何となく違和感があったが、お正月の帰省で実家に帰り生活してみたら、認知症のような症状が進んでいるようで心配、すぐにでも受診させたいなどということが多くあります。

実際にどのような症状が出現しているかお聞きしますと、個人差はありますが、
・同じ話を何度も繰り返す・なくし物や探し物が増える・料理の味付けがおかしくなっている・同じ品物が冷蔵庫に並んでいる・趣味から遠ざかる・会話が噛合わない・お札ばかり使い小銭がたまる・些細なことで怒る・時間をかまわず電話をかける・家電製品が使えない・鍋を焦がす・お風呂に入りたがらない・お洒落を気にしなくなっている・掃除をしなくなっている・道に迷う・警察に保護されたなど一例ではありますが複合して出現してくる場合もあります。
また、認知症のタイプによっても住んでいる環境にもより出現の仕方は様々です。
このような症状は気づかないままに進行していってしまいます。
しかし、早い段階で発見して適切な治療をすれば、進行を大きく遅らせることが可能なタイプの認知症もあるのです。