認知症トピックス : 普段の体調を把握しておきましょう
元気に過ごされていても、ある日突然体調が落ちたり、明らかに普段と異なる行動が出現することがあります。
認知症の症状なのか、他疾患なのかわからないこともあるでしょう。そんなときこそ慌てずに、以下のことを考えてみましょう。
まず、本人の話をよく聞きましょう。何かが原因で言葉が出せないこともあるかもしれませんので、表情やゼスチャーからも感じ取りましょう。
本人の話を聞きながら「体調を確認」することから始めましょう。
発熱や痛みがある場合、イライラする反応がみられることもあります。排便・排尿・食事・水分・睡眠、歩行状態・服薬出来ているかなど把握し、医療機関に行くなどが必要な場合、お薬手帳やかかりつけ医以外では既往歴も把握しておいた方が良いでしょう。
また、急を要する疾患の可能性も視野に入れましょう。
脈拍が速かったり遅かったりする場合や血圧の急な上昇や下降、反応が鈍い場合や意識がなくなったりしているときは救急に連絡することも必要です。
「落ち着いて状況を把握すること」がポイントです。
日頃から、ご本人の体調を把握しておき、かかりつけ医や専門医療機関などと関係を作っておくとスムーズに対応ができるのではないでしょうか。
当センターでも相談を受け付けております。