認知症の国家戦略である「新オレンジプラン」において、認知症の人の介護者への支援策の中で、「高齢化の進展に伴って認知症の人が増えていくことが見込まれる中、認知症の人の介護者への支援を行うことが認知症の人の生活の質の改善にも繋がるとの観点に立って、介護者の精神的身体的負担を軽減する観点からの支援や介護者の生活と介護の両立を支援する取組を推進します」とあり、取組の中で認知症カフェが推奨されております。

認知症カフェは、地域で認知症の方やご家族が気軽に過ごせる場所として各地で稼働しております。このカフェは、認知症の方や家族、医療や介護の専門職、地域住民など、誰でも気軽に参加できる「集いの場」です。
名称も一般的に「オレンジカフェ」と呼ばれることも多く、数も少しずつ増えてきており地域に浸透しつつあります。
現在、行政・地域包括支援センター・社会福祉協議会・医療法人・社会福祉法人・NPO法人・介護機関などが主体となり稼働しています。
内容は様々ですが、認知症の方や家族同士の情報交換、医療・介護について専門職への相談など多岐に渡って活動内容も工夫されてきております。
認知症は家族だけでなく、地域、行政、医療機関、介護関係機関など皆さんで支える時代になっております。

埼玉県では専用のホームページもございますので、是非ご参照ください。
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/ninchisyosesaku/cafe.html