認知症トピックス : 早期発見は大切です
日常生活をしていて何かいつもと違うなど、いくつか思い当ることがあれば早めに相談することをお勧めします。
その時期に体調を崩されただけであったり、内科疾患などが見つかればそれは対応できます。
認知症も早期発見・対応することが出来れば、ご本人・ご家族にとって、以後の生活は大きく変わるでしょう。認知症の初期症状なのか、他の疾患(うつ病やせん妄、他の内科疾患等)で出現する認知症に似た症状なのかなど、認知症と正しく区別することは非常に大切なことです。
具体的には同じことを何度も言う・聞く、物の置き忘れや片づけた場所がわからなくなるなど、もの忘れが増えてきたようだ。
新しいことが覚えられない、会話の内容が理解できていない、簡単な計算が苦手になっている、テレビの内容の理解が難しいなど、判断・理解力に疑問がある。
身だしなみやお洒落に無頓着になってきた、趣味から遠のいていたり止めてしまった、何をするのにも面倒くさがるなど、生活の中で全般的に意欲がなくなっている。
持ち物を何度も確認したり、独りで外出したがらないなど不安感が強くなっている。
外出して道に迷ったり約束の場所にたどり着けなかったり時間を間違えるなどがある。 ささいなことで怒りだしたり頑固になってきているようで、周りの方にも本来の人柄でないと感じている。
以上のような変化が続くようであれば、早めに相談しましょう。