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認知症トピックス : 早期にアクションを

日常生活の中で何かしらの違和感がある場合、よく観察することが必要ということは何度か紹介してきました。
その違和感が認知症の初期症状ですと早期にアクションを起こし関係機関に相談や医療機関に受診することは必要です。違和感が続くと気づいた時が早期にアクションを起こすポイントです。症状は少しずつではありますが進んでしまいます。

症状が出現してきて苦手なことが増え、不穏な行動をするようになることもあるかもしれません。ご家族の皆さんで声かけをし、ご本人の尊厳を大切にしながら今できる役割を見つけるなどすることで、精神的に落ち着き不穏行動が少なくなっているという例もあります。
ご家族が認知症の症状を理解して接すれば、介護の仕方によって症状が軽減することもあります。
特に認知症の方は自分で身体の不調などの症状を訴えられないことが多いので、食事量や水分摂取量、処方薬がある場合はさりげなく管理をしたり、トイレであれば排尿排便の回数を把握するなど日常生活のサポートはもちろんのことですが、ご本人の今できることを尊重することも大切です。