お知らせ・トピックス

認知症トピックス : 早期保護について

認知症の方が徘徊するなどして行方が分からなくなった場合、警察が家族などからの行方不明届を受けると全国の警察で照会できるシステムがあります。
しかし、今まで家族が届を出せなかったり、遠方で連絡に時間がかかりシステムへの登録に遅れてしまうことがありました。現在では、すぐに家族などから届けを受理できる場合と、行方不明者の名前や生年月日が確認できない場合を除き、警察署長が届けを出し、速やかに受理することとしています。他道府県の警察が一体となり、行方が分からなくなった認知症の方などの早期保護に動き出しております。
もし、認知症の方が徘徊で行方が分からなくなった場合、探すと同時に必ず警察へ届け出をしましょう。
特にこれからの時期は冬本番を迎えます。夜中は氷点下にもなりますし命に関わることもあります。

ここ最近では防災放送で流すことになっていたり、GPSの貸し出しを行い始めている市町村、町会などでも地域見守りネットワークが広がり、認知症徘徊高齢者などへの声掛け訓練を実施する所も増えてきています。
悲しい事故や事件は少しでもなくしていきたいものです。