認知症トピックス : 埼玉県に「若年性認知症支援コーディネーター」が配置されました
埼玉県に「若年性認知症支援コーディネーター」が、平成29年5月1日に配置されました。
新オレンジプランにも示されているように、若年性認知症への総合的支援は急務と言えます。
若年性認知症は以前のトピックスでも紹介をしましたが、18歳以上65歳未満で認知症を発症する認知症で、厚生労働省の推計では平均発症年齢は、およそ51歳と示されております。
現役世代、いわゆる働き盛りの時期に発症してしまうため、就労継続に関すること、経済的な問題、お子さんがおられる場合は子育て、ご本人の介護、更に場合によっては親の介護と重なることなど、ご家族・介護者の負担が大きくなってしまうことが懸念されております。
「若年性認知症支援コーディネーター」は、若年性認知症のご本人やご家族の支援をワンストップで行う機能を持ちます。状況に応じたご本人への支援やご家族支援はもとより、職場・地域の当事者団体や福祉サービス等と連携し、就労の継続や居場所づくりなど、ご本人が自分らしい生活を継続できるような総合的支援の窓口となります。
配置場所
公益社団法人 認知症の人と家族の会 埼玉県支部
(さいたま市北区櫛引町2-271-1)
相談窓口開設日
月、水、木、金曜日(祝日、年末年始を除く)
電話 048-667-5553
ファックス 048-667-5953
* 月~金 午前10時から午後3時まで(祝日、年末年始を除く)* 電話番号は、県が同支部に委託する「認知症介護の電話相談」と同じになります。
若年性認知症支援コーディネーターの県政ニュースはこちら(別ウインドウが開きます)