認知症トピックス : 日常生活での違和感
認知症は早期に発見して治療を開始すれば、進行を遅らせることが出来る場合があります。
認知症の早期診断・早期治療は国策(新オレンジプラン)の1つです。
日常生活で、違和感があり何となくおかしいと気付く場合、まずは良く観察しましょう。
体調はどうか、睡眠はとれているか、水分や食事はとれているか、未治療や中断している疾患はないか、処方薬は飲めているか(既往症治療中の場合)、何に違和感を感じるのか、苦手になっていることはないか、など客観的な視線で見てください。そして関係機関に相談してみましょう。もし、認知症の場合ですと、時間の経過とともに症状は進行しますので時期を遅らせずに相談しましょう。
当センターでも相談をお受けしております。(こんな相談して良いのかな・・と思われていませんか・・そのタイミングが当事者や家族の今後の生活を左右するかもしれません。ご連絡ください。)
早期発見・治療が出来れば、ご本人とご家族を支援する態勢を整えることができます(医療機関や介護関係機関とつながりを持ちながら今後の生活の準備ができます)
何より、ご本人とご家族が今後の生活について、ゆっくり考える時間をもてるのではないでしょうか。そのようなことが出来れば、周りの方々の理解の中で、ご自宅で今までの生活に近い状態で暮らしていけることでしょう。
何かおかしいな・・いつもと違う状態が続いているな・・と感じた時が大切なタイミングとなります。
早期に越したことはありません。