認知症に罹患され医療や介護とつながりが持てても、病状は少しずつ進行してしまうことは今までも何度か紹介させていただきました。
大前提でいたいことは、日常生活で苦手なことが増えていきますので、ご本人の病状・現在の状態を家族全員が共有しておくことです。
処方薬がある場合はきちんと管理し必ず服用してもらってください(最も大切なことです)
そして、専門医療機関にかかっておられる場合は医師や看護師など、介護関係にはかかわっている場合は専門職との関係は途絶えることのないようにしていくことが肝要です。

認知症の進行により、様々な症状が出現することがあります。そんな時には決して抱え込まず、頑張り過ぎないで下さい。頑張り過ぎて介護者の体調が壊れてしまうことだけは避けなくてはなりません。
介護サービスも併用しながら家族などの介護者が休む時間を作ることも必要です。
対応に不安も出てくることも多いかと思います。オレンジカフェ(認知症の当事者や家族が気軽の集まれる場所)も各市町村に増えております。参加されて他のご家族と交流を持つことにより新たな発見もあるのではないでしょうか。
認知症の進行や症状は人によって異なります。介護の仕方も人によりそれぞれで絶対の正解はありませんので、専門職に相談したりしながらより良い方法を見つけながら介護していくことが大切です。