認知症トピックス : 違和感を放置しない
認知症についての相談を受けていると、
「家族が認識していなかったけど、実は認知症であった」
というケースがあります。
「本人や家族は認知症とは思っていなかったけど、
主治医や友人、知人などから認知症の指摘を受けたので連絡しました」
といったケースに多いです。
また本人は気が付いていても周りに言えず、
何かあっても上手く誤魔化してしまっていたケースもあります。
一緒に生活している方からすると本人の日々の変化は小さく、
何か違和感を覚えても徐々に慣れてしまうなど、
なかなか気が付きにくいこともあるようです。
そのため、何か行動に違和感を覚えた時には放置をせず、
しっかりと様子を観察して下さい。
違和感を覚える行動が続いている場合は専門の機関に相談してみましょう。
長く放置をせず、症状の初期の段階からどこかに相談をして
適切な対応ができるように心がけましょう。