認知症トピックス : 早期受診
認知症は、ある日突然発症する病気ではありません。
特にアルツハイマー型認知症や血管性認知症の場合は、
何かしらの中核症状の予兆がみられることが多いです。
いつもと違った言動などがあり、
本人の様子に違和感を覚えるようなことがある場合、
その違和感の基となる症状がゆっくり進んでいる可能性があります。
違和感を覚えるような本人の言動が認知症の症状であれば、
気づいた時点ですでに症状が進み始めていると考えられます。
「まだ大丈夫」と思って先延ばしにして、
後手に回ってしまったというケースの相談もあります。
気になることがあればまずは専門の機関に相談してみましょう。
早期に気づき、適切な対応を取ることができれば、
認知症の進行を遅らせることができる可能性もあります。
また、
これからの生活をどう過ごしていくか考える時間を設けることもでき、
医療機関や介護など、
専門機関との連携も先回りし準備に取り掛かることができるようになります。
何事も早い段階での対応を心掛けてみましょう。