認知症トピックス : 気づきと相談
認知症に罹患すると中核症状が出現してきます。
違和感を察知したら良く観察しましょう。
一番多いタイプのアルツハイマー型認知症の症状としては、短気記憶や見当識の欠落により同じ話を繰り返したり、物をなくす頻度が増えたり、約束を忘れたりすることが多くなることもありますし、買い物に行き同じような商品を何回も購入してしまったり、お札で支払い小銭がたまってしまうこともあるでしょう。会話の内容も辻褄も合わなくなってくることもあります。
また、長年楽しんでいた趣味が遠ざかってしまったり、人付き合いも避ける傾向が見られることもあります。
ごく初期の場合、本人に何となく体調や思考が変だという自覚もある場合も多く、こういう症状はとても辛いでしょう。
そのまま何の手立てもなく時を過ごしますと症状は進み、周囲との会話がかみ合わずトラブルも増えたり、日常生活に支障も多くなります。
本人の混乱や不安も増えますので、家族や友人など、気づいたら早期に関係機関に相談しましょう。
認知症の早期発見・受診・治療は国策(新オレンジプラン)となっております。
当センターでは、いつでも相談をお受けしております。
医療機関への相談は敷居が高いと思われがちですが、そのような心配はいりません。
何から話せばわからないという方もいらっしゃるもかもしれませんが、専門の相談員が話をお聞きしますので、安心して連絡をください。