認知症の方のご家族にとっては、病気の進行もそうですが、介護についての悩みは多くお持ちでしょう。
このまま在宅介護を続けられるだろうか、どう考えていけばよいだろうか、他にどんなサービスがあるのかなど相談できる窓口は多くありますので、落ち着いて考えていきましょう。

各地域の保健所・保険センターは健康に関する様々な相談にのってくれます。市町村の高齢福祉課など(近隣でしたら戸田市は戸田市長寿介護課、蕨市は蕨市介護保険室、川口市は長寿支援課)も医療や介護関係機関と連携を取っています。お年寄りの相談窓口でもある地域包括支援センターは、戸田市では4ヶ所、蕨市では2カ所、川口市では20ヶ所が稼働しています。(お住まいの住居地をカバーし生活をサポートするための様々な医療・介護情報やサービスを紹介してくれます)
また、各種介護サービスに関しては、地域の居宅介護支援事業所にいる介護支援相談員(ケアマネ)に利用できるサービスなどの相談をすることもできます。

家族や近親者が認知症となれば、認知症の進行について、介護について悩みが出てくるのはお察ししておりますので、「こんなこと聞いても大丈夫かな」「迷惑になるのでは」などと遠慮せずに、相談することが大切です。
当センターでも様々な相談をお受けしております。必要に応じて各機関とお繋げすることも可能です。