認知症トピックス : 若年性認知症支援コーディネーター
埼玉県に若年性認知症支援コーディネーターが配置され2年近く経過しました。相談数は増加しているそうです。
若年性認知症は以前も紹介をしましたが、18歳以上65歳未満で認知症を発症する認知症で、厚生労働省の推計では平均発症年齢は、およそ51歳と示されております。
全国では4万人、埼玉県内では2千人以上と統計が出ております。
いわゆる働き盛りの時期に発症してしまうため、就労に関すること、経済的な問題、子育て、ご本人の介護、更に場合によっては親の介護と重なることなど、ご家族・介護者の負担が大きくなってしまうことが懸念されております。
若年性認知症への総合的支援は急務です。
若年性認知症支援コーディネーターは、若年性認知症の人のニーズに合った関係機関とサービス担当者との調整役でありご本人やご家族の支援をワンストップで行います。 ご本人への支援やご家族支援はもとより、職場・地域の当事者団体や福祉サービス等と連携し、就労の継続や定期的な居場所づくり(若年の集い、カフェ)など、ご本人が自分らしい生活を継続できるような総合的支援の窓口となります。
配置場所 公益社団法人 認知症の人と家族の会
埼玉県支部 (さいたま市北区櫛引町2-271-1)
相談窓口 月~金曜日10時~15時まで。(祝日、年末年始を除く)
電話 048-667-5553
ファックス 048-667-5953
埼玉県ホームページでは若年性認知症支援についての詳細な情報が閲覧できますので、ご参照ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/ninchisyosesaku/jakunen.html