認知症トピックス : お互いに支えましょう
現代の日本は超高齢化社会となっております。
さらなる高齢化に伴う認知症の増加、核家族化や少子化による介護の担い手不足は以前より更に懸念されますが、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」を待ったなしで進めていかなければなりません。
それには「支える力」が必要となります。
独りでの力には限界もあります。個人、近隣、地域、民生委員、地域包括支援センター、かかりつけ医、専門医療機関などが風通しの良い関係が取れることにより、大きな支える力となります。
当センターでは、認知症の専門医療はもちろんのこと、地域連携推進機関としてホームページでの情報発信や、各種研修会なども計画的に行なっています。
外部団体などからも認知症を理解したいと、講師の依頼を受けることもあります。また、患者様のご家族や民生委員さんなどからも、認知症の方にどのように接すれば良いものかなど、問い合わせも増えてきております。
今後も専門機能のある認知症疾患医療センターとして、役割を努めてまいります。