今年は屋外での運動などは危険な日が続く、とても暑い夏でした。
最近になり涼しい風を感じるようになり、秋の足音とともに運動には良い季節になってきました。
高齢者にとっての運動は認知症の予防にも役立ちます。
ここでの運動とは軽い運動+α(有酸素運動)のことで、走るとか筋力トレーニングのことではありません。
この時期の運動はウォーキングがお勧めでしょう。
歩くということは運動だけでなく、コースなどいくつか作っておくと、見るという目からの情報も脳を刺激することになります。
そして単に歩くよりも、電柱ごとに歩く速度を早くし歩幅を変えてみたり、何らかの手の動きを加えてみたり、人とすれ違ったら軽く自分の手をたたいてみるなど何らかの複数のことを歩きながら同時にすることは(デュアルタスクと言います)認知症などの予防に有効ということがわかっています。
しかし、無理はする必要はありません。身体がしんどい時はしっかり休みましょう。

運動を継続することは身体的に良い影響がありますが、それ以上に「やってみよう」という気持ちが大切です。