認知症の方への対応
認知症の方への対応には、認知症に伴う認知機能の低下があることを理解していることが必要です。
認知症は病気であるという認識をもち、認知症の方を支援するという姿勢が大切になってきます。
基本的な姿勢としては“3つの「ない」”が重要となります。
(認知症サポーター養成講座標準教材より)
1 驚かせない
2 急がせない
3 自尊心を傷つけない
認知症の方に接する際には、以下の具体的な7つのポイントを押さえましょう。
1 まずは見守る
2 余裕をもって対応する
3 声をかけるときは1人で
4 後ろから声をかけない
5 相手に目線を合わせてやさしい口調で
6 おだやかに、はっきりした滑舌で
7 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
これらのポイントに注意しながら、
無理はせずその場の状況で動けることをしましょう。
あらゆるところに、このように温かく見守り適切な援助をしてくれる人がいれば、
認知症の方も安心して生活ができると思います。
認知症サポーター養成講座では、
認知症という病気への正しい理解、
認知症の方への対応についてなどを学ぶことができます。
興味のある方は受講をご検討ください。