お知らせ・トピックス

戸田病院 認知症入院治療

戸田病院における認知症急性期の治療についてご紹介いたします

1,コンセプト

(1)静かな病棟環境で問題行動を放置しない

(2)社会性リハビリを行い、人間関係や社会的関わりを回復させ、家庭復帰をはかる

(3)問題解決的な治療・看護を行う

(4)その人に合った個別の治療・個別の看護を提供する

 

2,病棟運営の基本と先端

(1)「叱らない・強制しない」柔軟で冷静なスタッフ体制をつくる

(2)「問題解決的」治療・看護を実行する

(3)その人にあった個別の治療、個別の看護を提供する

(4)➀「精神症状」を安定させる

   ➁「行動の異常」を改善させる

   ➂「日常生活能力の障害」を取り除いて社会性リハビリを行い、家庭復帰を図る

 

3,目的別集中入院治療メニュー

 A、入所前精査入院コース

        諸施設入所にあたり、認知症の有無・鑑別診断を精査

 B、ターゲット改善入院コース

  諸施設入所中の方で、問題行動や不安・周辺症状に的をしぼり、

  集中的な治療・看護により症状の改善をはかる

 C、生活習慣改善入院コース

  健康と快適な日常を取り戻すためのQOL向上入院

 

 

4,認知症疾患の治療構造

  戸田病院ではお薬による治療と、お薬以外の治療をおりまぜ、

  多職種による包括的な治療体制を取っています

 

 医師、看護師以外にも、作業療法士、臨床心理士、言語聴覚士、音楽療法士、

 精神保健福祉士などが、それぞれの専門性を持って患者様と関わりを持たせて

 いただいております。

 

他の疾患と同じく、認知症治療においても、「早期発見早期治療」が重要とされています。何か気になる事がありましたら、お気軽に認知症疾患医療センターまでお問合せ下さい。