相談のタイミング
「ネットで認知症の検査ができる所を調べたら、認知症疾患医療センターを見つけて電話してみました」
こうした連絡をいただくことが多いです。
調べた上で連絡をしていただくということは、何かしら「認知症かも」という疑いや不安があってのことだと思います。
もしくは認知症の診断が何かしらの理由で必要となっている場合もあるでしょう。
新型コロナウイルスに伴う受診のためらいもあり、
症状がだいぶ進んでから相談の連絡をいただくこともあります。
こうした相談はタイミングが大事です。
タイミングを逃すと、その間に認知症の症状が進んでしまうことや、認知症の本人が不安を抱えたまま過ごしてしまうこと、介護保険の区分申請や、サービスを使うタイミングが合わなくなってしまうこともあります。
「認知症かも」と思った時は、まず相談をしてみて下さい。
認知症は早い段階から医療機関と繋がりを持つことで、
今後の治療状況や生活状況が大きく変わることも多いです。
まずは認知症疾患医療センターやお近くの地域包括支援センターへお気軽にご相談ください。