当センターでは、認知症に関する様々な相談を受けております。

中でも「認知症の検査を希望したい」といった

受診についての相談を受けることが多いです。

受診を希望する方の認知症状の程度は様々であり、

「最近もの忘れが気になるようになったから」という方から、

「暴力が目立つ」「幻覚があるみたい」「妄想がひどい」

などのBPSDが著名であり、

生活に支障が出てしまっている方もいらっしゃいます。

どの段階で病院を受診すれば良いのか、

判断が難しいと思われている方も多いと思います。

認知症は早期の発見・相談・受診・治療が望ましいと言われています。

適切な検査をして診断を受けることで、

適切な治療や介護を始めることができ、

今後の生活に余裕が生まれることもあります。

「こんなことで受診しても良いのだろうか？」と迷われている時は、

まずは認知症疾患医療センターにご相談ください。

「受診の相談」ではなく、

「症状の相談」もしくは「どうしたら良いのか」と話をするだけでも構いません。

話すことで気持ちの整理ができ、落ち着いて今の状況を確認できることもあります。

お時間がある時で構いませんので、

何か困っている場合、困ってなくても心配なことがある場合など、

何でも良いので話してみて下さい。