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認知症トピックス : 中核症状とは何か

中核症状とは、

病気等で脳の細胞が壊れる、または働きが低下することによって、

脳の機能が阻害されることで発生する認知症の症状のことを言います。

認知症の種類や出現する順番、症状の進行スピードなどには個人差があります。

 

主だった症状としては、下記の様な症状です。

・記憶障害

・見当識障害

・実行機能障害

・失行

・失認

・失語

 

こうした中核症状は一度機能が低下してしまうと、

元通りの機能に回復することは難しく、

何もせずにいると徐々に進行してしまいます。

 

認知症の薬を飲むことによって、

今より症状の進むペースを遅らせる、緩やかにすることができる可能性もあります。

 

ただし、個人個人でクスリの効き方、副作用の程度は異なります。

その人の抱えている疾患によっては、その疾患を悪化させてしまうリスクもあります。

使用する場合は今の症状や生活状況、持病などを踏まえて

主治医や専門の機関に相談しておく方が良いでしょう。

 

薬の使用が始まりましたら服用された方の様子をしっかりと見て、

何か様子に変化があれば改めて使用について相談しましょう。

 

また中核症状は

介護保険サービスや、周囲の人たちの協力にてサポートは可能です。

 

当センターでも認知症の検査や薬の服用、利用できるサービスについてなど、

相談を受けております。

何か気になる事があれば、認知症疾患医療センターまでご相談ください。