認知症トピックス : 認知症の種類
一言で認知症と言っても認知症にはいくつか種類があり、
それぞれ原因も出現する症状も異なります。
大半の場合は、
アルツハイマー型認知症、
血管性認知症、
レビー小体型認知症、
前頭側頭型認知症
の4つのどれかに診断されることが多いです。
アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症は
脳の細胞がゆっくり壊れ、脳が委縮してしまうことで発症する認知症です。
血管性認知症は、
脳梗塞や脳出血などで脳の細胞に酸素や栄養が行かなくなるため、
その部分の細胞が壊れることで症状が出てきます。
出てくる症状も、壊れた部分により異なった症状がみられます。
一般的にはアルツハイマー型認知症と診断される方が一番多く、
次に血管性認知症が多いと言われています。
認知症の種類によって、見られる症状も対応も異なるため、
それぞれの症状を理解し、適切な治療を進めることが必要となります。
もし「認知症かも」と感じられることが続いている場合、
まずは認知症かどうかを検査し、
同時にどの認知症かもはっきりさせておけると良いでしょう。
当センターでも、そうした認知症の診断についての相談を受けております。
何か気になることがありましたら一度ご相談ください。