認知症トピックス : 老化
個人差はありますが
加齢に伴い脳の機能は徐々に低下していきます。
人によって衰えるスピードは異なり、
環境や資質などにも大きく左右されると言われています。
そうした機能低下は「老化」と言われるものであり、誰にでも必ず訪れます。
老化によって身体機能が衰え、脳の機能も衰えることで、
生活していく上で周りの方のフォローが必要になることも増えるでしょう。
認知症と老化は異なるものです。
もの忘れ症状にも違いがあり、
認知症の場合は出来事そのものを忘れてしまうのに対し、
老化の場合は出来事の一部のみを忘れ、何かヒントがあれば思い出すことができます。
認知症でも老化でも、
苦手な部分が増えるということは、誰にでも起きることです。
その原因が認知症であれば放っておくと症状は悪くなっていく可能性があり、
時間が経つにつれ他者が接することが難しくなることもあります。
認知症なのか老化なのかをきちんと判断し、
治療が必要なのであればきちんとした対応をしていきましょう。