認知症トピックス : 体調の変化
普段から、本人の体調を意識しておきましょう。
生活リズムが乱れていないか、
夜は眠れているか、
食事量は適切な量か、
排便の状況はどうであったか、
熱はないか、
持病の薬は飲めていたか、
など、状況を把握しておくことは大事なことです。
これは認知症の方だけに限らず、
ご高齢者の方であれば、皆様に共通することです。
急な体調変化から、本人の様子や態度が変わることもあります。
痛みや不快感からイライラしてしまうこと、
そうしたイライラから拒否や暴言がみられること、
発熱や体調不良から横になって動かないなど活動の低下、
などです。
認知症の方は、自分の体調の変化を上手く伝えることができないことがあります。
そもそも変化自体に気がつかない場合もあります。
そのため周りの人が発見できないと、体調がどんどん悪化してしまうかもしれません。
普段の様子をしっかりと覚えておき、
バイタル管理(体温や血圧など)もしっかりと行い、
いつもと違うことはないか、変化を見極めましょう。