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認知症トピックス : 中核症状と周辺症状

認知症の症状は中核症状と周辺症状の2つに分けられます。

中核症状とは、病気により脳の細胞が壊れることで発生する症状です。
脳細胞が壊れることで、脳の機能がうまく働かなくなり、様々な症状がみられるようになります。個人差はりますが、必ず何かしらの症状は発生します。
その症状によって本人もその症状に困ってしまっている状態でもあります。

周辺症状(行動・心理症状、BPSD)とは、中核症状への不安から生じる症状です。
本人の性格や環境、周りの人の対応などで症状の程度は異なります。
症状が活発になると、周囲の人の手に負えない程の症状が悪化することもあります。

中核症状は介護で対応が可能な状態ですが、
症状は治りにくく、進行を遅らせるような対応が必要となります。
一方で、周辺症状は治る可能性があり、積極的な治療が必要となります。