お知らせ・トピックス

認知症トピックス : 自動車運転について

改正道路交通法のことは以前にも紹介いたしました。
それでも認知症を含む高齢者の自動車運転による事故は後を絶たないということは、実際には少数ではありますが認知症と診断されても車の運転を続けている方は未だ多いのかもしれません。
当センターにも免許の更新時の認知機能検査により認知症が疑われ、診断書提出の為の臨時適性検査に来られる方がおります。
いくら運転に自信があると思っていても、とっさの判断が求められることが多いのが運転です。
最近でも高速道路等での逆走事故の報道も何件かありました。
認知機能が低下している場合、車以外でも、徒歩で高速道路に入ってしまったり、自転車で高速道路に迷い込んでしまったり、歩道から急に車道に飛び出してしまうなど、周囲にとっては予知が難しい行動もあり得ます。
現在、高速道路のインター入口・パーキングエリア・サービスエリアの自動車進入口に注意喚起を促す看板やテロップが流されておりますし、発見したらすぐに連絡を・・という表示も増えております。
認知症での自動車運転は危険行為であり、飲酒運転と同様に法律で禁じられています。
ご家族も、必ず理解しておいていただきたいことです。