お知らせ・トピックス

認知症トピックス : 生活習慣病

皆さん、年に1度は成人病検診などをすることがあるでしょう。
数値などが正常範囲でない場合は、生活習慣を見直した方が良いと医師にアドバイスを受けるでしょう。
多くは暴飲暴食、ストレス、運動不足、飲酒や喫煙などが原因となります。
この時点で見直していけば健康を取り戻せることも出来るでしょうが、放置していくと生活習慣が引き起こす生活習慣病にコンバートしていきます。
生活習慣病の代表的なものとしては高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などが挙げられ、最近では若年層だけでなく、高齢者の生活習慣病も増えているようです。

そして生活習慣病は認知症とも関係していることもわかってきています。
例えば、脳血管に障害が起きると、脳血管型認知症が発症しやすくなりますし、高血圧の方は脳血管型認知症のリスクが3倍、また、糖尿病の方はアルツハイマー型認知症のリスクが4倍以上になることもわかってきています。
大きな病に罹患してからでなく、悪性新生物(癌)や脳疾患、認知症などへのリスクはできるだけ減らしておきたいです。
年末や年始に、又は検診などの機会を契機に年に1度は生活習慣を見直す機会を作りましょう。

「生活習慣の見直しは認知症の予防にもつながります」