認知症トピックス : 兆候について
日常生活において言動に違和感(微妙な変化)がある時は観察しましょう。しばらく違和感が続いている場合、後手にまわらないよう早期の相談をお勧めします。
初期の兆候としては、最近のことが思い出せなかったり、ボーっとしていることが多くなっている、置き忘れたり探し物が増えたりしている、生活全般において何と言ってよいかわからない違和感がある、メモが増えたり何度も同じことを聞いてくる、会話のつじつまが合わないことが増えている、鍋を焦がしたり味付けが変わってきた、冷蔵庫に同じものがたくさん入っている、時計やカレンダーを確認することが多い、怒りっぽくなってきた、入浴したがらない、電話に出なくなっている、外出したがらない、言い訳が多くなっている、無いものが見えるとかいう、歩き方がおかしい、手足に震えがある、など。
すべてが認知症の症状とは限りません。別の疾患が原因ということもあります。
認知症の方に限らず、高齢者の場合は特に既往症や処方薬、平熱など、ご本人の身体について身近な方が把握していることが兆候を見逃さないポイントです。
何かしらの兆候があるのでしたら早期相談をお勧めします。