お知らせ・トピックス

認知症トピックス : 料理と認知症予防

食事は何に気を付ければよいのかということを相談時などで聞かれることがあ ります。
確かに毎日のことですので気になるところですが、確実にこれを食べていれば 認知症になりにくいという食品はありません。
食品の中では炭水化物、糖質やビタミンやミネラルなど、どれも身体を維持し ていくには必要なものです。
何を食さなくてはと考えるよりも品数を考えながら彩り良い食卓でおいしくい ただくことが大切です。
これとこれを食べたらなどと考えず、楽しくおいしくいただくことが良いので はないでしょうか。
以前も紹介しましたが、①献立を考え、②冷蔵庫の中などの食品の残量を考え ③買い物に行き食品を選び、④帰宅して料理、⑤料理は肉魚野菜などを切り焼 いたり煮たり蒸したり揚げたり、⑥味付けしてお皿に盛りつけ、ご飯やみそ汁 も同時進行。
いかがでしょうか。
食事をしておいしいと感じることは認知症の予防にも繋がりますが、料理を作ると一言で言い表してもこれだけの作業(脳が働いています)が必要となっています。
言い換えれば、料理1つ例に挙げても、脳に刺激を与えながら同時に活性化しているのです。
普段何気なく料理していることは認知症の予防でもあるのです。