認知症トピックス : 客観的な観察を
日常生活で、違和感があり何となくおかしいと思う場合は、まずは客観的に良く観察しましょう。
いつもと体調はどうか、睡眠は、食事は、水分は、言動は、何か処方されている場合飲めているか、「具体的に何に違和感があるのか」を観察しましょう。
ご家族で生活されている場合は、一人だけではなく共有しながらいろいろな眼で「何気なく」観察しましょう。もし認知症であるならば、初期はご自分も体調の違和感を覚えているはずで、辛い気持ちをされていることは理解しておきましょう。周りの眼や言動に敏感になっていることもあります。
したがって、観察することは、じろじろ見ることではありません。あくまでも日常生活を客観的に何気に観察することが肝要です。
認知症でない場合もあります。他の内科疾患などの影響で認知症に似た症状が出現することもあるのです。
しかし認知症の場合、時間の経過とともに症状は進行しますので早期に相談をしましょう。
当センターでも相談をお受けしております。
どうしたらよいのかと感じた時が相談のタイミングです。
認知症は早期に発見して治療を開始すれば、進行を遅らせることが出来る場合があります。認知症の早期診断・早期治療は国策(新オレンジプラン)でもあります。