認知症トピックス : 高齢化と認知症
最新の高齢者人口が発表されました。
平成30年9月15日時点で65歳以上の高齢者は全国で3557万人となり、全人口に占める高齢者の割合は28.1%と過去最高になったそうです。
うち、女性の高齢者人口は2012万人で、初めて2000万人を突破したことも発表されました。(総務省統計局発表)
男性は4人に1人が高齢者ですが、女性はほぼ3人に1人となるとのことです。
因みに100歳以上の方は全国に69785人との統計も発表されています。(女性61454人 男性8331人)
高齢化と認知症は深い関係性を持っております。特に一番多いタイプのアルツハイマー型認知症は、加齢により罹患する可能性が高いことが知られています。
現在、国をあげての国家戦略「新オレンジプラン」が着々と進行しています。
早期発見、受診、治療もプランの1つでもあります。
ご家庭では、決して抱え込むことのないように専門医療機関への相談、かかりつけ医への相談、住所地担当の地域包括支援センターへの相談(戸田市4ヶ所・蕨市2ヶ所・川口市20ヶ所)、行政窓口などへ早期に相談することをお勧めいたします。早期相談に越したことはありません。
高齢独居の方も増えております。近隣でお困りになっている独居の方がおられたら、声をおかけしてみたり、民生委員に相談してください。認知症はご家族だけでなく地域や行政レベルで支えていく時代に入ってきています。
当センターも相談を受け付けております。