お知らせ・トピックス

認知症トピックス : 災害時の心がまえ

近年、日本は地震や台風など自然災害で大きな爪痕が残されました。
災害では人的被害も多く出ています。避難準備が発令されたと同時に災害弱者の病人、子どもや高齢者への早急な対応は必要です。
各市町村、地域や町会単位でも避難場所が決められています。
実際に災害がおきてしまってからの行動ではすべての対応が後手となります。
災害弱者にとって対応の遅れは命の危険も伴いますので、すぐ行動しましょう。

避難所には多くの方が避難してきます。避難所に認知症の方もいらっしゃることとして考えてみましょう。どんな点に配慮が必要でしょうか。
まず、環境の変化が苦手ということは前提として考えなくてはなりません。
可能な限り避難所の隅の方でパーテンションなどで仕切る工夫は有効でしょう。
避難所自体が専用スペースを確保する自治体もあるようです。
また、避難してきた方の中で顔見知りの方が近くにいる環境であれは尚更よいでしょう。
一時避難から二次避難(災害対策基本法による指定された福祉避難所・・・市町村が必要に応じて保健福祉センターや民間の施設などに開設する二次的な避難所のことです。障害者や高齢者、妊産婦や乳幼児、病弱な方や認知症の方とその家族らのうち、一般の避難所生活が困難な要配慮者が対象となります)へのタイミングは早いに越したことはありません。 東日本大震災時のアンケートでは一時避難は3日が限界とも報告されています。ご本人はもちろんですが、介護者も精神的な負担が増加するタイミングであるとされています。

そして、ご本人より大変な想いをされているのはご家族です。
環境が変わり不穏な行動(BPSD)も出現するかもしれません。 ご家族は周りの方に迷惑がかからないよう、必死になっていることは想像できるでしょう。避難生活は健常な方でさえ大変な苦労をされます。
自身に余裕がある時で構いませんので、是非、一言でもご本人やご家族に声を掛けてあげましょう。
さりげない声掛けや協力は、ご本人やご家族にとって大きな力となります。