人は加齢により身体能力は次第に落ちていきます。それは自然の摂理でもあります。90歳を超えられても身体も丈夫で健康な方も大勢いらっしゃいます。しかし日常生活にはまだ支障はありませんが、記憶もあいまいなことも出てきたりするでしょう。
脳も同じで個人差はありますが認知症に罹患せずとも老化してくれば縮んでいくのです。
時間がかかってもヒントを出して思い出せるのならば、老化です。
しかし記憶がすっぽり抜けることが増える場合、何かおかしいと最初に気付くのは本人ですし、認知症かもしれないと不安な時間を過ごすことでしょう。
そして時間の経過とともに周りの家族や友人なども本人の違和感に気付くことになります。

その時が大切なのです。
認知症サポーター養成講座などの基礎講座を受講されておくなど、基本的な認知症の知識があれば、慌てず余裕を持った対応も出来るのではないでしょうか。
「言葉かけ１つにおいてもご本人のメンツは大切に、丁寧な接し方が基本となります。正しい知識を持って対応することは本人の安心感に比例します」
今後、具体的な接し方なども紹介していきます。