お知らせ・トピックス

認知症トピックス : 相談は後手にまわらないように

日常生活において何か違和感(言動の変化など)が続くなどの症状がありましたら、後手にまわらないよう早期の相談をお勧めします
「何をどのようにどこに相談すればよいのかと感じた時がポイントです」
それは、かかりつけ医でも地域包括支援センターや役所の高齢福祉課(市町により呼び方は異なります)でも構いません。

病院に直接相談するのはと、ためらう気持ちの方もいらっしゃると思いますが、当センターは認知症の専門医療機関です。相談はいつでも受けております。
具体的にいつ頃から、どのような症状が気になるのかなどを時系列でお話しください。専門の相談員がその他必要な情報を具体的にお聞きいたしますのでご安心ください。必要に応じ地域包括支援センターやその他の関係機関とお繋ぎすることも出来ますし、専門外来や一般外来への受診にも繋げます。

実際の相談では、何度も同じことを聞いたり言ったりする、最近の記憶が抜けている、会話のつじつまが合わない、日付や時間の確認が多い、キャッシュカードの使用が苦手になった、小銭がたまっている、探し物や置き忘れが多い、同じ物ばかり買ってくる、同じメニューばかりが続く、味付けがおかしい、料理をしなくなった、家電製品の使い方がわからなくなっている、電話に出たがらない、外出したがらない、道に迷うことがある、約束の場所にたどり着けない、入浴したがらない、何か見えると怖がる、夜中にゴソゴソ活動始める、怒りっぽくなっているなどの内容が多いです。
状況もケースにより異なることは承知していますので、どうしていけば良いのか、ご本人、ご家族に望ましい方法を考えましょう。