認知症トピックス : 生活習慣病と認知症
年に一度は成人病(生活習慣病)検診を受けている方は多いと思います。
厚生労働省によると成人病(生活習慣病)は、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されています。
以前のトピックスでも紹介しましたが、特に高血圧や糖尿病の未治療は認知症罹患のリスクは高いことがわかっております。
治療継続はもちろんですが、未治療ということのないようにしていきましょう
これら病の未治療や、治療の中断はアルツハイマー型認知症や脳血管型認知症発症のきっかけとなることも多いのです。
成人病(生活習慣病)にならないように心掛けることは認知症予防の1つでもあるのです。
ある程度の年齢になりますと、悪性新生物(がん)や糖尿病、高血圧など気になるところですが、もう一歩先の将来の認知症のリスクであることを30代40代世代から考えておく必要もあるでしょう。