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認知症トピックス : 熱中症に警戒を

認知症の方は症状が原因で気温変化がわかりにくくなっていたり、エアコンのスイッチがわからなかったり、そもそも暑さを感じてもどうして良いかわからなかったり、状況に対応できない危険な場合が多く見受けられます。
特に高齢者は、気温に対して皮膚の感覚が鈍っていることがあり30度を超えても暑く感じないなどあるそうです。汗をかきにくかったり、エアコンを使いたがらないということもあります。
真夏に締め切った室内は35度を超えていることもあります。
認知症でなくても高齢者に熱中症のリスクはとても高いので、周りの親族・知人など、気にかけていきましょう。

特に注意したいことは、熱中症での体温上昇と脱水です。元々の体内水分量も少ない高齢者にとって熱中症は身体的に危険で命に関わることもあります。
たとえ脱水症状が回復しても脳には大きなダメージが残りますし、認知症の場合、進行が進んでしまう危険もあります。