お知らせ・トピックス

認知症トピックス : 認知症の予防

こうすれば認知症にならないという方法は残念ですがありません。
認知症になりにくいという研究は、日本のみならず各国ですすめられています。
まず身近な所では生活習慣の見直しが挙げられるでしょう。個人差はありますので見直したから~トレーニングをしたから認知症にならないというわけではありません。発症せずに過ごすことが出来たり、発症の時期を遅らせる可能性はあります。

生活習慣として考えられるものは
①食生活
野菜・果物(各種ビタミンやβカロチンを含むもの)、魚(DHA、EPA)を食べる機会を増やしましょう。
②継続した人間関係
家族や友人と変わらぬお付き合いを続け、会話も多くしましょう。
③運動習慣
有酸素運動(散歩での早歩きや、軽いランニングなど)を週に数回やってみましょう。
④趣味活動の継続
囲碁やカメラ、釣り、カラオケ、スポーツなど
⑤新しいことへの挑戦
日記をつけてみたり、買い物時におつりの無いように小銭を常に用意しておいたり、新しい趣味に挑戦、物事を計画して実行するなど、日常生活で今まで体験していないことなどに目を向けてみましょう。

以上のことを考えるだけでも思考がリフレッシュされてきたのではないでしょうか。
食生活・料理1つ考えても、食材を考えお店で品物を吟味して購入し、調理するという工程で相当量に脳は働いているのです。
脳をたくさん働かせれば良い、鍛える、と考えがちですが、脳は鍛えるというものでもありません。+αの工夫(生活習慣の見直し)が大切なのです。
年齢を増していくと身体の機能が落ちていきますし、脳の機能だけが落ちないということはありません。
認知症でなくても、老化にて次第に身体全体の機能が落ちていくことは自然の摂理でもあることは理解しておきましょう。