お知らせ・トピックス

認知症トピックス : コミュニケーションの工夫

認知症に罹患すると、日常生活に少しずつ支障が出てくることは今までのトピックスでも紹介してきました。
ご家族は、見守りながら共に生活することになりますが、環境の変化や言葉かけ1つをとっても敏感になっていることも多く、そんなつもりで言ったわけではないのに、違った捉え方をされてしまうことでトラブルになることも少なくありません。

基本的なことではありますが、会話によるコミュニケーションは大切です。
人は物事を覚えたり考えたりする際、視覚的なタイプや聴覚的なタイプなどの方がおります。
心掛けたいことは、本人が安心できる話し方をすると自然に安心感につながります。話が1番入りやすい話し方が良いでしょう。
「聞いたことがない」という言い方をなさる方でしたら聴覚的であり「見たことがない」でしたら視覚的な話し方で入られると良いでしょう。どのような話し方に本人は理解しやすいのか、生活を共になされてきた周りの方が一番理解されていることでしょう。
コミュニケーションがうまくいっていれば、医療や介護へのつながりもスムーズにできることでしょう。