認知症トピックス : 認知症の予防について
認知症は予防できますか? とはよく聞かれることです。
予防(認知症にならないように~)はいくつか考えられておりますが、「認知症になりません」という完全な予防は現在の医療や科学では発見されてはおりません。
こうしたほうがよいだろうと、メディアなどで言われていることはありますが、個人差もありますし、そうすれば認知症にならないということでもありません。
脳は加齢により自然に少しずつ衰えていきますし、もの忘れや見当識が怪しいのでイコール認知症ではありません。
以下は、こうしたほうがよいでしょうの代表例です。心の隅においてくだされば幸いです。
1 生活習慣病に気をつけましょう。(未治療の疾患はないように、特に高血圧や糖尿病など罹患のリスクの高い疾患の管理はしっかりと)
2 バランスの良い食生活を心がけましょう。(彩は豊かに)
3 規則正しい生活が続けられるよう心掛けましょう。(趣味活動などは続け楽しみましょう)
4 適度な有酸素運動をしましょう。(ラジオ体操や散歩中の早歩きなど)
5 人との交流、会話は絶やさないようにしましょう。
6 何にでも興味や好奇心を持って挑戦してみましょう
7 おしゃれ心は忘れずに持ちましょう。
8 買い物では小銭も使いましょう。
など、いろいろ考えられますが、「大切なことは認知症の予防のための行動しているとは思い込まないことです。 予防のためにやっていると考えてしまうと ~~しなくては・・と、義務的になりがちです。それはストレスが負荷されてしまいますし逆効果となります。今まで通りの生活を楽しむという気持ちが一番大切なのではないでしょうか。」
今までの生活を続けることにプラス思考の考え方が加われば、それが予防に繋がります。